タニカの歴史

1950年の「技研陶器製作所」創立から始まり、1972年のタニカ電器株式会社設立を経て、
2026年の「Tanica」への企業ブランド変更へ。
「温度管理」技術と、それを生かした製品づくりで歴史を重ねてきた私たちのあゆみをご紹介します。

1950

1950(昭和25)年1950(昭和25)年

創業者谷口文雄が技研陶器製作所創立、セラミック部品の製造に着手

1955(昭和30)年1955(昭和30)年

電気製品製造免許を取得(名古屋通産局電気用品登録第一号)
陶器製電気ポットを開発し製造販売

日本初の陶器製電気ポット

昭和30年前後には、国民所得が戦前を上回る水準に達し、「三種の神器」に代表される消費革命の時代が幕を開けようとしていました。そうした時代を追い風に、創業者の谷口文雄は電器事業への挑戦を開始。日本初の陶器製電気ポットを発明しました。

観と利便性を兼ね備えた陶器製電気ポットは評判を呼び、海外に輸出されるようにもなりました。こうして当社は電器メーカーとして飛躍のきっかけをつかみます。

1957(昭和32)年1957(昭和32)年

技研陶器製作所を株式会社技研陶器製作所に組織変更

1958(昭和33)年1958(昭和33)年

輸出用電気ポットを開発、UL規格等海外規格を取得し米国、カナダ、ヨーロッパに製品を輸出

1959(昭和34)年1959(昭和34)年

中小企業輸出商品奨励補助金の交付を受け、電気卵ゆで器ガラス製電気ポットを開発

1960

1961(昭和36)年1961(昭和36)年

日本初の家庭用電気酒燗器「カンペット」を開発し製造販売

家庭で簡単に燗酒が作れる画期的な商品

日本初の陶器製電気ポットを発明した文雄は大変なアイデアマンでした。ある日、来客時に家族が酒のお燗(かん)に手間取っている姿を見て、思いついたのが家庭用電気酒燗器「カンペット」。

日本酒を入れてセットするだけで本格的な熱燗が楽しめるカンペットは、その便利さが受けて大ヒット商品となりました。

1963(昭和38)年1963(昭和38)年

電気牛乳沸かし器「モーニングポット」を開発し製造販売

1966(昭和41)年1966(昭和41)年

カナダC.S.A規格を取得しカナダへの輸出を拡大

1969(昭和44)年1969(昭和44)年

岐阜県可児市久々利に新工場を増設

1970

1971(昭和46)年1971(昭和46)年

日本初のヨーグルトメーカーを開発し製造販売

ヨーグルトメーカーの草分け

文雄は「中温度帯域を一定に保つ」コア技術を生かした新製品開発に情熱を注ぎ続けました。1971年には日本初のヨーグルトメーカー「ホームヨーグルター」を発明。開発のきっかけは、1970年の大阪万博の際、ブルガリア館で紹介された本場のヨーグルトに将来性を感じたことでした。

現在に続く発酵器・低温調理器事業の礎はここから始まっています。

1972(昭和47)年1972(昭和47)年

タニカ電器株式会社に社名変更

1973(昭和48)年1973(昭和48)年

カナダC.S.湿式ソフトコンタクトレンズ消毒器を開発し製造販売

ソフトコンタクトレンズの普及を下支え

1972年に国内で初めて販売され、急速に普及したソフトコンタクトレンズ。その存在が、当社にとって新たな転機となりました。当時のソフトコンタクトレンズは生理的食塩水での煮沸消毒が義務付けられており、大手メーカー様からのご依頼で、専用電気煮沸器の開発製造を担当させていただくこととなったのです。

独自の温度管理技術が新たな領域で花開いた瞬間でした。

1980

1980(昭和55)年1980(昭和55)年

シャッター制御盤の製造を開始する

1990

1990(平成2)年1990(平成2)年

オフィスコーヒーサービス用コーヒーメーカーUCC30を開発し製造販売
マイコン制御乾式ソフトコンタクト消毒器ライザーミニを開発し製造販売

1994(平成6)年1994(平成6)年

マイコン制御式ソフトコンタクト消毒器サーモライザーを開発し製造販売

1995(平成7)年1995(平成7)年

タニカ電器株式会社の開発並びに販売部門を独立して設立
マイコン制御業務用酒燗器SHW110を開発し製造販売

1997(平成9)年1997(平成9)年

コンタクト消毒機サーモライザーを開発し製造販売
冷酒サーバーSCW110を開発し製造販売

1999(平成11)年1999(平成11)年

業務用酒燗器FSD-HS1を開発し製造販売

2000

2001(平成13)年2001(平成13)年

高能力業務用酒燗器FSD-MS1を開発し製造販売

2002(平成14)年2002(平成14)年

カスピ海ヨーグルト、ケフィアヨーグルト用「カスピメーカー」を開発し製造販売

空前のヨーグルトブームを味方に

日本では2000年ごろまでヨーグルトが今ほど認知されておらず、当社が開発した「ホームヨーグルター」は一部の愛好家のための製品という位置付けでした。しかし、2000年代に入ると潮目が大きく変わり、健康志向の高まりとともにカスピ海ヨーグルトが一大ブームに。

その機を捉え、発売したのが「カスピメーカー」で、ここから「ホームヨーグルター」も進化を加速させていくこととなりました。家庭用ヨーグルトメーカーのパイオニアとして長年、地道に製品改良を続けてきた努力が実りを迎えたのです。

2003(平成15)年2003(平成15)年

株式会社メイカムの依頼を受け、酵素培養器酵素工場を製造開始

2004(平成16)年2004(平成16)年

温度調節機能付きヨーグルトメーカー「ヨーグルティア」を開発し製造販売

初代「ヨーグルティア」誕生

1971年に発売したヨーグルトメーカー「ホームヨーグルター」に、世界で初めてマイコンを取り付け、25℃〜50℃の温度設定幅を実現。「ヨーグルティア」の名前でリブランディングしました。

温度設定を可能にし、ヨーグルト以外にも塩麹、納豆、みそなど、さまざまな発酵食を作れるようになったのも大きな進化です。以降、段階的に後継機種を開発し、機能の充実を実現していきました。

2005(平成17)年2005(平成17)年

マイコン制御乾式ソフトコンタクトレンズ消毒器エピライザーを開発し製造販売
天然酵母発酵器有限会社ホシノ天然酵母パン種をOEM製造販売

2007(平成19)年2007(平成19)年

株式会社東芝向けヨーグルトメーカーTYM-1000をOEM製造販売
拡大鏡付き照明化粧鏡アリスミラーを開発し製造販売

2010

2010(平成22)年2010(平成22)年

ヨーグルト種菌ABCT種菌を製造販売
温度調節機能付きヨーグルトメーカー「ヨーグルティアPRO」を開発し製造販売

2013(平成25)年2013(平成25)年

温度調節機能付き発酵器「KAMOSICO 醸壺」を開発し製造販売

2016(平成28)年2016(平成28)年

温度調節機能付きヨーグルトメーカー「ヨーグルティア S」を開発し製造販売

「ヨーグルティア」が進化

ヨーグルトメーカーだけでなく、発酵器・低温調理器としての使いやすさも追求した「ヨーグルティア S」が誕生しました。25℃〜70℃まで温度設定を可能にし、ヒーターも強化。

より安定した温度管理が叶うのが特徴です。ブザー機能や液晶パネルなども採用しました。

2020

2021(令和3)年2021(令和3)年

DUV殺菌システム搭載ティーサーバーCuteaを開発し製造販売

業務用給茶機事業をスタート

長年、温度管理技術を培ってきた当社らしさを出せる新商品として、業務用給茶機「Cutea(キューティ)」を発売。岐阜大学との共創による、深紫外線を活用した殺菌システム、タッチレスボタンなど、衛生管理のしやすさが特徴です。

スペースに限りのある店舗などでの活用を想定し、コンパクトなデザインに仕上げました。

2023(令和5)年2023(令和5)年

温度調節機能付きヨーグルトメーカー 新型ヨーグルティア S を開発し製造販売
温度調節機能付き発酵器KAMOSICO 醸壺(KS-02)を開発し製造販売

「ヨーグルティア S」がリニューアル

進化を続けるヨーグルトメーカー「ヨーグルティア S」が装いも新たにリニューアル。

正確な温度管理や簡単操作はそのままに、ワンタッチで過去の履歴が呼び出せるメモリ機能を新たに搭載。1時間未満のタイマー機能を10分刻みに設定でき、短時間の発酵にもより使いやすくなりました。

2025(令和7)年2025(令和7)年

谷口雄史が代表取締役社長に就任
「自分でつくる発酵キット」「クラフト麹」シリーズ発売

発酵食ライフの提案企業を目指して

「ヨーグルティア」をお使いいただくお客様の「楽しく、おいしい発酵食ライフ」をお手伝いすべく、開発した「自分でつくる発酵キット」と「クラフト麹」。

初めてでも迷わない材料セットになっており、発酵食づくりの最初の一歩を楽しく踏み出すことができます。「自分でつくる発酵キット」は塩麹、発酵あんこ、白みそなど5種類、「クラフト麹」は作りたい調味料に合わせて4種類を展開しています。

2026(令和8)年2026(令和8)年

企業ブランドをTanicaに統一

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